神から人へ、人から神へ。互いの通信交信も、人の知識の
向上と、霊的世界に近づくための、神から示す手がかり
なれば、よく受け取りて、ことばに直せよ。己の解釈、思考を
交えず、ただに素直に受け取れよ。さにて本日、神知と人知の
違いについて、答えを示さん。神知というは神の世界の、
物質次元を超えし知なれば、物質世界に囚われし、頭や心で
つかみ得ぬ、霊的能力、視点を要す。なれど今の地上の人間、
物質科学を極めれど、見えぬ世界の力を無視し、見える世界の
現象のみを、全ての本質、真実と、表面のみの学問なれば、
その奥にある、宇宙の法則、自然の摂理の目指す方向、
神の神意を読み取れず、進化に逆らう学と成り果つ。 



神知を知るには心を開けよ。心を天に、宇宙に向けよ。
今ある世界、今の一瞬、そこから離れて、解き放たれよ。
宇宙の始まり、創世のとき。宇宙を創り、地球を作り、
命の誕生、自然の循環、全てを整え、人を生み、宇宙進化と
繁栄のため、人のなすべき使命を与え、全ての命と調和して、
戦い争う必要のなき、全き世界を実現するよう、神の願いを
込めし原点。なれど人は初心を失い、神の願いを忘れ果て、
人の我欲を満たすため、我欲に使われ、翻弄されて、
学の成果もそこに留まる。人知は狭き目先のみ。儚き繁栄、
虚栄のための、未来を見すえぬ愚かさをいう。
人知と神知を分かつのは、知の使い方、活かし方。
神の意に添う道を求めよ。さなれば知識は自ら活(い)き、
さらに多くの恵みを垂(た)れん。神の願いを追究せよ。
事象の奥に必ずある、神の神意の問いを続けよ。
そのとき人は霊能を授かり、神知に近づく方途を得ん。



神意を求めぬ学問は、物質次元の限界に、自ら縛られ衰え
なん。命の意味を考えよ。命の元を探求せよ。物質のみ
には解明せぬ、命の根源、命の始まり。物質次元に明らめ
ゆけど、命の元にはゆき付かず。人の科学の発展には、
神知を求める視点を要す。実験、計算、数式、記号、そに
こだわりて、見失うなよ。 神意を読み取る霊能は、
神意を求める謙虚なる者、神への感謝を忘れぬ者に、
必ず目覚める能力なれ。全ての人に備えらる、神の与えし
能力なれば、そを開花さすは、心次第。霊能開きて神知と
高めよ。人知に留まる学の未来は、破壊と戦争、滅亡の世
ならん。人知を高めて、神知に向かえよ。神知を求める学問は、
見えない世界の力を賜わり、人知を超えし境を拓かん。
さにて本日、神知と人知について、その一端を伝えたり。
教えを活かし、世に役立てよ。




神の声を伝える人
ひふみともこさん著書 「神から人へ(下)」より抜粋
ひふみともこさんHP
http://hifumitomoko.cocolog-nifty.com/blog/
大神神社 狭井神社 三輪山の巫女 
「真理の御霊」 最後の審判について

http://blog.livedoor.jp/hikarinomirai-mirokunoyo/archives/18847014.html