神から人へ。神から人へ、教えしことのは。文字と光と力と

業(わざ)を、人は残らず果たすが大事。人の思いのつまらぬ

葛藤、くだらぬ詮索、疑い、迷い、全ては人の汚れと曇り。

神のことばを聞く耳あらば、人は迷わず導かれゆけ。

神のことばの変わらぬ意味を、正しく迷わず、汲み取れば

よし。人の最後の上昇の時。神にもわからぬその後のこと。

幾人残りて、幾人果つるか。なれどもそもまた人の責任。

己を救えぬ魂ならば、神にも救えぬ、自然法則。

神の作りて定めし法則。 全ては狂わず、ただ進みゆく。

時間の流れもその一つ。時間の長さは意味無き基準。

神の時間に終わりなければ。なれどこの世の時間は有限。

はじめと終わりの境もあるらん。なれど真は、無限、永遠。

常に変わりて進みゆくなれ、後にも先にも順番なかり。

時は続きて絶え間のなければ、人は無限をただ生くるのみ。

時の瞬間、瞬間は、瞬間ならず、長さのあらず。

ただその時を無限ととらえよ。神の時間を、己のものに。

神には全てが今ならん。全ての時が現在なれば、過去も、

未来も、今と変わらず。神の時間を生き得るものは、

不老の命を可能にせんもの。




時間の長さに意味のなし。人にはそれぞれの一年あり。

人それぞれに長さは異なる。一年生きても百年程の、

多くの悟りを得る者あらん。百年生きても、生まれしまま

にて、何の昇華も果たさぬ者あり。人にそれぞれ時間あり。

時間を超えて、今をつかめよ。今この時に全てを込めて、

全身全霊傾け生きよ。無駄な思いは役にも立たず。

ただに信じて安らかに。よきことなさば、よきこと起こらん。

よきこと思わば、よく表れん。全ては己の想念一つ。

祈りの高さと強さによらん。神の願いをよく聞けよ。

よく汲み取りて、神を手伝え。 今も昔も同じこの世よ。

この世に伝えし神のことばよ。変わらぬ教えと、真実なれば、

人も改め、確かめ、生きよ。



迷い、乱れは、人の常。現象のみしか信じぬ愚かさ。

その奥にある真実を、神の真理を、見えぬものなれ。

なれど、悟りて、正しく見るは、必ず己の行い高めん。

物質のみに目を奪われて、心の奥底、魂の、汚れ曇りを

増すことなかれ。さらに磨きて、曇りを落とし、浄き魂、

高めてくれよ。さにて本日、そなたの迷い、心の不安を、

察して教えし。この後多少の不安もあらん。よく励まして、

自ら越えよ。この世の修行に意味あらばこそ、

この世を生きて、しかと果たせよ。神の心を信じ、委ねよ。

己の最善、尽くすべし。先を案じず、後ろを見ず、ただ

今のみを、それのみを。悔み、悔いるに、何も変わらず。

ただ前を見て、行い決めよ。よく生き、思い、祈りて生きよ。

 

 

 

神の声を伝える人
ひふみともこさん著書 「神から人へ(下)」より抜粋
ひふみともこさんHP

http://hifumitomoko.cocolog-nifty.com/blog/
大神神社 狭井神社 三輪山の巫女 
「真理の御霊」 最後の審判について

http://blog.livedoor.jp/hikarinomirai-mirokunoyo/archives/18847014.html