神から人へ、人から神へ。多くの人の手を集め、力を集め、
声を集め、祈りを高めて乗り切れよ。今の世の中、現状の、
一つ一つに込められし、神の思いを読み取れよ。
何よりもまず、あせらずあわてず、己の課されし行に励みて、
心の乱れを起こすことなく、ただ平穏に平静に、
今この時の瞬間に、己の全霊 全てを込めて、神の道に
外れぬように、祈りを込めて行わばよし。
人の心の迷い、惑(まど)いは、全て人知の愚かな欲なり。
なればそれを捨て、乱れをなくして、唯に尊き祈りの心で、
人類全ての救済と、地球の平和を祈るがよからん。
何を思うも案ずるも、全ては無駄の人間心。神の前に
委(ゆだ)ねなば、何の煩(わずら)い、不安無し。
人は勝手に先回りして、心配恐怖を先に立て、あわてる
ばかりで行い無し。なれど誠の行いは、今このときに
根を張る如く、地に足をつけ、気を定め、祈りのことばを
忘れずに、感謝の思いで満たされるもの。



なれば、全ては平凡なり。平凡なれど、容易になせぬ。
何よりもまず、己を見つめよ。今の己の心の奥に、
わずかなりとも計算なきか。楽のみ求めて、近道探し、
努力を怠(おこた)り、実りを欲する。人間心の怠け心は、
今の瞬間、危機を生きるに、最も忌むべき、危うき心。
よく戒めて、律すべし。自ら省み、正すべし。
人の忠告待つことなく、まずは始めよ、己から。
今はそれのみ求むなり。それさえなさば、何も求めぬ。
最後の瞬間、危機を超え、無事に次代を生き延びよ。
生きて残るがまずは先決。短き間なり、残りの時は。
なれば時間を無駄にせず、常に御魂を磨き浄めて、
日々の努力を大切にせよ。伝えるべきは常に変わらず。



神の求むる人の修行は、行い、心と、ことばの浄め。
感謝と素直な気持ちを持ちて、常に曇らぬ心を保ち、
明るき未来を思うべし。案じて何も変わることなし。
恐れて救わることはなし。全ては己の今の生き方、
思いの持ち方、心の置き方。繰り返しなれども、
飽きることなく、続ける努力に価値のあり。日々に
変わりて、留まることなく、変化を求めてすぐに倦(う)む。
さなる不満の日々ならば、御魂の光は強まらぬ。
忍耐努力、変わらぬ日々を、心新たに生きることこそ、
最も尊き魂ならん。さにて本日、最も基本の人間の、
人類普遍の生き方示せり、よく肚に入れ、肝に納めよ。
さにて。

           

 

 

神の声を伝える人
ひふみともこさん著書  「続神誥記」より抜粋
ひふみともこさんHP
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大神神社 狭井神社 三輪山の巫女 
「真理の御霊」 最後の審判について
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